トラックを買取査定してもらう時、多くの人はなるべく高く売りたいと考えるはずです。高い買取査定をしてもらうためのテクニックが、インターネットなどで紹介されていますが、中には間違っている情報もあるので気をつけなければいけません。例えば、よく見かけるのが、買取査定に出す前にトラックの車体をよく清掃しておけというものです。査定前にトラックをピカピカの状態にしておけば、査定スタッフの印象が良くなって査定額がアップするというわけです。
これは一見もっともらしいアドバイスのように思えるかもしれませんが、実はほとんど効果はありません。ピカピカに磨き上げたところで、査定額にはほぼ影響を与えません。査定スタッフは、トラックの汚れなどにはほとんど注目していないのです。汚れなんかは、引き取った後に高圧洗浄機で簡単に洗い流せますから、ちょっとくらい泥だらけになっていたりホコリをかぶっていたりしても問題ないです。
清掃する労力・時間が無駄ですから、そんなことせず汚いまま売りに出しましょう。壊れている箇所を修理してから査定に出すといいという情報もたまに見ますが、これは完全なデマです。修理なんかをしたら、その修理代の方が高くついてしまいます。壊れていても気にせず堂々と査定に出してしまいましょう。
買い取られたトラックは、そのまま他へ売却されることもありますが、古い車両などはパーツにバラして売りさばかれることも多いです。そうなるとせっかくの修理も無駄になったりします。